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トヨタ式 組織の見える化とPDCAについて

皆さん明けましておめでとうございます!

じぶんマネジメントの金さんです。

 

新年早々皆さんも新しい目標を掲げ一念発起されている方も多いのではないでしょうか??

年始に立てた目標をそのまま全部実行できたらさぞかし素敵ですよね!!

 

今回はそんな一念発起した皆さんの目標達成の手助けとなるであろう

遠藤功さん著の「見える化 強い企業をつくる見える仕組み」を読んでみました。

 

皆さんはトヨタ生産方式をご存知でしょうか??

トヨタは独自に編み出された徹底的な組織管理力によって目標達成をし続けることで

世界でもトップの自動車会社に君臨しています。

 

その肝となるのが徹底的なまでの「見える化」です。

見える化はこの私達でも仕事でも存分に活用できる内容でした。

 

見える化とは

組織の動きの透明性を高めることで問題解決の精度を高め、次に繋げる事を指します。

 

行動力ある組織において常に問題はつきものです。

 

その中で一社員の中で問題が生じた時に一人で処理をしてしまう。このようにブラックボックス化することでその失敗や懸念点が次に生かせず将来的に悪影響を及ぼす可能性が高まります。

 

問題は前提として発生するという気概が大切です。

なので社内でも失敗をした場合、その場で社内共有をして次に生かすということをどれだけ当たり前に社内の人間が意識的に行えるか重要になるんですね!

 

例えば、トヨタPDCAには二種類あります。

恐らく皆さんもお聞きしたことがあるかと思いますが、一般的なPDCAとは

 

Plan(計画)→Do(行動)→Check(検証)→Action(改善)

です。

 

目標達成をするための行動原理ですね。

 

ですが、トヨタは全社以外にも同時にもう一つのPDCAを回しています。

 

それが

Problem-finding(問題発見)→ Deplay(見える化) →Clear(解決する) →Acknowledge(確認する)

 

です。この2つのPDCAは同時に回っています。

図で書くとこのようになります。

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多くの企業や組織で見られるのは問題や異常が発見されてないことではありません。

その問題や以上は誰かの目には発見されたいる。大切なのはその問題をしっかり組織内で共有する(見える化)することを全員が理解していることなのです。

 

計画の実行、つまりDoの部分から繋がるもう一つのPDCAが問題解決のPDCAだと位置づけられています。この両輪を回すことが大切なのですね!

 

例えば筋トレをして1か月後に5キロ痩せるという目標を立てたとします。

その中で腕立てを1日100回やれば1か月後に達成できると仮定しましょう。

ですが毎日やると決めていてもなかなか日常の中に障壁があります。

 

仕事がずっと続いて出来ないだったり、そもそも忘れてしまうという問題が出てきたりしてしまうかもしれません。

 

ここで例えば忘れてしまった場合、problem(問題)は「忘れてしまうこと」にあるのでその後同じことを繰り返さないように壁に紙を貼って忘れないようにするなど工夫をして問題をClear(解決)できたことをAcknowledge(確認)することで計画達成のためのPDCAを問題なく回すことができます。

 

いかがだったでしょうか?? 

私達の中のPDCAでは計画達成の方だけでとらえてしまうことが多いかもしれませんがその途上に起こり得る問題や課題についても同時に深く認識する必要があると感じさせられました。

 

計画を達成するということはとりもなおさず問題を解決し続けることと同義だということですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございましたー!!