「じぶんマネジメント」~自己管理力を圧倒的に高める情報ブログ~

「昨日決めたことを今日も出来ない、、」そんな三日坊主を脱して自分をマネジメント出来るようになる情報をまとめたブログです。

DaiGo流 集中力を上げるためには

皆さんこんにちは、「じぶんマネジメント」の金さんです。

 

試験本番が近づいているのになかなか勉強の集中力が続かない、、

集中力が続かなくてお悩みの方も多いかと思います。

 

そもそも

「集中力」って一体何なのでしょうか??

 

集中力とは広辞苑によると

ある物事に気持ちや注意を集中させる能力。

と定義されています。

 

今回はメンタリストDaiGoさん著作の「自分を操る超集中力」を読んだ上でのエッセンスをまとめていければと思います。

 

DaiGoさん流の「超集中力」はどのようにしたら身に着けることができるのでしょうか??

 

15分インターバル法

人間の一つの物事に対する強い集中力は長くても15分が限界だといいます。

 

「15分じゃ全然勉強にならないじゃないか!」

とお嘆きの方もいるかとは思いますが悲観することはありません。

 

継続して一つの事に取り組むためには15分間隔で小休憩をはさむのが一番だということをDaiGoさんは推薦しています。

 

例えば1時間分勉強したい場合にはその集中力を継続するために

15分×4で15分ごとにインターバルを置くことを心掛けます。

こんな感じになります。

 

勉強(15分)→休憩→勉強(15分)→休憩→勉強(15分)→休憩→勉強(15分)

 

15分勉強したらすこし音楽を聴いてみる。そしてまた15分勉強と繰り返していきます。

 

座り続けないこと

なかなかパソコンや勉強となると座り続けてしまうことが多いのではないのでしょうか??

 

先ほどの15分ルールで考えると15分おきに立つことを心掛けるだけでも脳はすっきりするそうです。もともと人間の脳科学的には座って仕事をするよりも立って仕事をしたほうが足裏が刺激されて新たな発想が浮かびやすいというデータもあります。

 

スティーブジョブスも何か新しいアイデアを考える時は散歩をよくしていたそうです。

勉強や仕事は座ってするという固定概念を捨てて実際に試してみましょう!!

 

皆さんも一つの事になかなか集中して向き合えない時は15分を意識してみてくださいね。

 

私もこの効果が絶大なのは体験済みです。

最後まで読んでいただきありがとうございましたー!!

「時間資本主義」から学ぶ時間価値とは

こんにちは、じぶんマネジメントの金さんです。

 

今回は「時間資本主義」という本を読みました。

その中でお役に立ちそうな時間管理に対する情報をまとめてみました^^

 

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時間資本主義とは

時間とは付加価値であり、時間を資本として捉えて経済や社会をみていくという新しい考え方です。

 

現代はグローバル化やIT化が急速に進み、いわゆる誰でも出来る仕事は海外の安い労働力やAIなどに取って代わられてしまうようになってきました。

 

そこで大切になるのが「あなたにしか出来ないことは何なのか?」という事です。

ここではそれを「付加価値」という表し方をされていました。いわゆる経済学でいう付加価値とは異なる意味で使っていきます。

 

時間は誰でも平等に24時間与えられていますがその使い方の質は千差万別です。

 

いわゆる出世している起業家やスポーツ選手は付加価値(自分にしか出来ないこと)を理解しています。では、付加価値を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか??

 

例えば私はテニスが好きなので錦織選手を例に挙げます。

 

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錦織選手は日本人として初めてシングルスにおいて世界ランキング最高4位を獲得しています。

 

ですが、トップ10の選手を見た時にほとんどが180センチ以上で屈強なフィジカルを持っています。小柄な体格の日本人である錦織選手が世界のトップ選手と渡りあえているのはなぜでしょうか??

 

勿論、天才的な駆け引きのセンスなど輝くものがあるのは間違いありません。

 

ですが、小柄な日本人では到底外国人のパワーには勝てません。トップ選手の戦術ではベースラインよりも下がって屈強なラリーをしてポイントを取ることが定石だったのです。

 

では、どうしたのでしょうか??

 

そこで錦織選手はベースライン上、もしくは少し前でストロークをするという独自の戦術を積極的に使いました。これにより普段のストロークよりもテンポよく球が返ってくるので選手はなかなかリズムを取りにくくなります。そうやって相手のテンポを崩し安定的なプレイをすることでトップの座をつかみました。

 

話を戻しますが、このようにテンポよく返せるようになるための独自性のあるトレーニングを優先的に取り入れました。徹底的に無駄なメニューを省き、独自のトレーニングに集中的に時間をつぎ込んでいたという事です。これにより錦織選手は世界のスポーツ選手としても類を見ないほどの多額のお金(資本)を手にしています。

 

時間管理、つまりここでの時間資本主義とはどこまで目的達成に必要な時間を確保し実行出来ているかが大切になります。

 

付加価値とは何か考える

また、シリコンバレーベンチャーキャピタルシリコンバレーの企業にばかり投資しているのはなぜかご存知でしょうか??

 

それはオフィスから距離が近いことです。かつてシリコンバレーベンチャーキャピタルの中では20分ルールというものが存在していました。オフィスから20分以内の企業にしか投資してはいけないというものです。

 

ベンチャーキャピタルの大切な仕事は起業家に対する相談やアドバイスです。なので頻繁に起業家とやりとりをするためには距離的に近くなくてはなりません。それほど時間の使い方は重要視されているのです。

 

今ではスカイプなどがあるのにわざわざ会う必要ってないんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。ですが、その通りであるとも言えません。

 

実は、電話が普及し始めたころ世間では電話が生まれることで人と人が直接会う頻度が減るのではないかという仮説が立てられたそうです。ですが、結果はその逆のことが起こりました。

 

実際は人と人の出会いが増えたのです。電話で手軽に離れていても話せることによって逆に人は直接会う約束をするようになりました。

これは人間が付加価値を求めて人に会っているからに他なりません。

 

電話やSNSのやり取りでは人と人の親睦は深まりません。

皆さんそれぞれが付加価値を持ち、有力な人と深く結びつくことはある意味で時間術であるといえます。

 

経営者のように自分にできないことを他の出来る人の時間(資本)を借りて時間を短縮することで大きなビジョンを達成することができます。そのために人を共感してもらうことにも付加価値は必要となります。

 

皆さんも目的を達成するためにご自身の「付加価値」とは何かを考えてみてください。

その上で必要な時間を捻出する時間管理力を意識してみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございましたーー!!

物事を習慣化するためのツールを発明しました

こんにちは、じぶんマネジメントの金さんです。

なかなか続かない筋トレや資格勉強などの習慣。

 

一念発起しては挫折して、もはや諦めることが習慣になってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

 

諦めが前提の悪い習慣とはもうおさらばしたい!!

そんな方のために私が継続している具体的な物事を習慣化する自己管理法をお話したいと思います。

 

皆さんは毎日歯磨きをするぞと身構えて意識して歯を磨くことがありますでしょうか??

歯磨きは食後に必ずしますよね。一部の特殊な人を除いて何も考えなくても歯磨きは無意識にしているはずです。

 

筋トレや資格勉強なども歯磨き感覚で当たり前かつ無意識に毎日続けられたらとてもわくわくしませんか??

 

私は日記を4年前から毎日継続しています。筋トレ(腕立て50回w)も勉強も1時間以上は毎日必ず時間を作って行っています。

 

ですが、こんな私でも昔は典型的な怠けものでした。

今日こそ料理を習慣するぞ、資格勉強するぞと一念発起しては2日もすれば良いほうでした。そんな中でどうやったら怠けものの自分が継続力をつけられるのかを日々考え続けてきました。

 

そこで継続力がある人の脳みその中身はどうなっているのかを研究してきました。

たどり着いたのが心理学と脳科学でした。

 

どうやったら物事を継続できるのか?」から「どうやったら物事を継続せざるを得なくなるのか?」という発想の転換をしてみました。

 

 

そんな心理学的なアプローチからこのような習慣化ツールを思いつきました。

 

これです。

 

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強力磁石の立体パズル!マグネットボール216個セット」です。

amazonで売ってます。私はこれを4個買いました。

 1個500円~1000円くらいで買えます。

 

なぜこれで習慣化できるのか??

心理学的なアプローチからご説明をしていければと思います。

 

 ①人間は未完了なものに印象が残り続ける

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私はパズルをこんな感じで使っています。

人間は完了しているものよりも未完了のものの方が印象に強く残ります。

 

ツァイガルニク効果というのをご存知でしょうか??

 

「人間は達成できなかった出来事や、中断・やりかけにしている物事に対してより強い記憶や印象を持つ」という心理学的な現象です。

 

これもそのまま当てはまります。ボールを積み上げていくとそれを完成させたい!という感情が芽生えます。ボールを積み上げない(一日でもタスクの未完了があること)のはなかなか気持ち悪い感覚を覚えるのです。

 

例えば、私はこのツールの近くに日課(一日でやるべきタスク)を5個書いてある張り紙を張って、必ずそれを実行するようにしています。

 

そしてそれが全部完了したらボールを10個積み上げていきます。

 

 ②進捗を見える化すること

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人間は必ず忘れる生き物です。

エビングハウスという心理学者の忘却曲線というものがあります。

人間の記憶は20分後には42%忘れ、1時間後には54%忘れ、1日後には66%忘れ、1か月には79%忘れるというものです。

 

昨日声高高に筋トレをするぞ!と決意をしても結局はその決意すら人間は忘れてしまうのです。ある意味記憶に関してはあまり期待しないほうがいいのかもしれませんw

 

ではどうやったら決めた習慣を忘れないようにできるのか?を意識しました。よく習慣を紙に書いて張っておくのがよいとされますがその紙の存在すら忘れてしまうことが私は多々ありました。(笑)

 

なので金色の磁石ボールというどの場所からでも明らかに目立つ忘れようのないものをセットにしました。

 

ボールは普段生活している中でよく目に留まる場所に置きましょう!

 

部屋の中の机の上などがベストかもしれません。ボールの積み上がりを見える化することで自分がどれくらい着々と進化をしているのかを見ることが可能になるんです。

 

③積み上げ&ロスでモチベーションアップ

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九州大学の心理学教授の研究によると上下という身体感覚と感情的なポジティブ・ネガティブは脳の中で結び付いているという論文が発表されています。

おはじきを上の方向に手で運ぶないしは下の方向に手で運ぶ。その行動を続けながらその日にあったことを何でもいいので報告してくださいといった記憶再生課題を行った。

 

するとおはじきを上に運んでいたときにはポジティブな記憶が思いだされる頻度が増えしたに運ぶとネガティブな記憶が思い出される頻度が増えたといいます。

 

このように塔を積み上げていくように自分の努力が可視化されていると気分もポジティブになり何よりもモチベーションが上がるんです。

 

また、万一に自分で決めた日課がやれなかった場合はボールを10個なくすという風に私自身ルールを決めています。せっかく積み上げたボールが減ってしまうのはかなりモチベーションを下げてしまいます。

 

これもポジティブな出来事よりもネガティブな出来事の方が記憶・印象に残るという心理学も利用しています。人間の損失を避けるというエネルギーは希望を得るというエネルギーの2.5倍あるのです。

 

ボールを積む喜びよりもボールの損失による悲しみの方が強いので案外日課を守るようにやるべきことを毎日意識できるように私はなれています。

 

さいごに 

いかがだったでしょうか??

最初からいきなり完璧に全てを習慣化するのは難しいでしょう。

なので最初は1~3くらいの少数のタスク(日課)を決めて行うのがベストです。

 

ですが、例えば毎日日記を書くとして全くやらないのは良くありません。

 

私もそんなに元がストイックではないので夜遅く帰る時や体が疲れている時は日記も一行だけにしたり、毎日50回やると決めている腕立て伏せも優しく終わらせたりします。

 

とにかく形式だけでもいいので必ず毎日継続できるようにします。

 

これによって万一やらなかった時よりも罪悪感は和らぎます。

結局人間は一度諦めてしまうと基本的にはそこでストップしてしまうものなのです。

 

私のこのやり方はあくまで私なりのやり方なので効果は個人差があると思いますが

こういった心理学を踏まえた上で自己流にアレンジしても面白いかもしれませんね!!

 

最後まで御覧いただきありがとうございましたー!!

【第2回】モチベーション維持のカギは「感情」にあった!?

こんにちは、じぶんマネジメントの金さんです。

 

前回に引き続き第二回目です。

 

前回は昔から現代の欲求の移り変わりについてをお話しましたが今回はより深く「感情」についてを詳しく見ていきたいと思います。

 

経営者など組織を動かしていく人はどのように会社のビジョンを社員に深く結び付けて、最高のチームをつくっていければいいのでしょうか??

 

そこで鍵となるのが「感情」です。

 

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まず「感情」には、「ネガティブ感情」と「ポジティブ感情」の二つがあります。

叱責や失敗を否定的に受けとめがちなのが「ネガティブ感情」で、肯定的に受けとめがちなのが「ポジティブ感情」です。

 

多くの研究で確認されているのが全般的にポジティブな感情・ムードの方が組織にプラスをもたらすことが研究でも明らかになっているそうです。

 

経済学でいう「ポジティブ感情」とは失敗を恐れず、前向きに成長しようとすることです。これがチームに相乗効果をもたらし合うことが直感的にも分かるかと思いますが、実は「ネガティブ感情」が経済学的にもネガティブ感情も有効に利用することができるというのも近年に注目されています。

 

どういうことでしょうか??

 

人間は根源的に「ネガティブ感情」の方が影響を受けやすく、記憶の印象に残りやすいといいます。5回褒められるよりも1回叱られることの方が記憶に残りやすいということです。

 

例えば、私は映画の「ビリギャル」が好きです。ビリギャルは偏差値が30くらいの女子高生が一念発起して慶応大学に合格するという物語ですが、ここでもネガティブ感情を感じさせられるシーンは多くありました。

 

主人公は全く勉強をしてこなかったのにも関わらずとある塾の先生との出会いがきっかけでなんとなくカッコいいという理由から塾の先生と力を合わせて慶応大学進学を目指します。

 

最終的に慶応大学に合格する彼女ですが合格を果たしたのはなんとなくカッコいいからという「ポジティブな感情」からではありません。

 

合格した背景をみると教室でだらけた学園生活を送る彼女が慶応合格を目指すという宣言をガッコウの担任にした途端にバカにされ、反感を覚えた主人公は担任に「合格できなかったら校庭で裸で逆立ちする」という酷な宣言をしたからです。言ってしまったからには不合格だった時に酷な思いをするのですからやらざるを得ません。

 

また、主人公の家は貧乏で塾に合格めで通い続けるお金を実は母親が夜遅くまでパートで働いて捻出していました。慶応に受かるための勉強で一瞬心が折れかけた主人公でしたが、帰宅途中に娘の学費を捻出しようと必死に働く母親の姿を見て再燃をしました。

 

ここまで母親にもしてもらっているのだから合格できなければ母親を悲しませることになります。これは合格しない訳にはいきません。こういった「〇〇出来なかったら〇〇になってしまう」という負の感情を意識的に取り組むことで行動を持続化でき、モチベーションを高めざるを得ない状況に追い込むのは格段に効果があります。

 

著者も本質は怠け者なのでこの「ネガティブ感情」をどれだけの数引き出せるのかだけを必死に考えています(笑)

 

いかがだったでしょうか??

ネガティブな感情も時には有効になるということを押さえた上で皆さんもやらざるを得ない理由を考えてみましょう!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました~!!

【第1回】モチベーション維持のカギは「感情」にあった!?

こんにちは、じぶんマネジメントの金さんです。

 

やる気やモチベーションを維持するって本当に難しいことですよね。

特に会社経営者やプロジェクトリーダーの方はいかに組織のモチベーションをいかに上げて持続させるのかに頭を悩ますことも多いかと思います。

 

今回はそんなメンバーのやる気を自動的に維持し続ける方法論について考えていきたいと思います。

 

最近、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんという方の文献を読む機会がありました。

 

それを前提にモチベーションの管理術について見ていきましょう。

まず前提としてモチベーションには大きく二種類が存在するようです。

 

ひとつは外発的動機(エクストリンジック・モチベーション)とふたつ目は内発的動機(イントリンジック・モチベーション)です。

 

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外発的動機とは

外発的動機とは出世したい、お金持ちになりたい周囲から認められたいなどの気持ちから生じるモチベーションです。

 

内発的動機とは

内発的動機とはこの仕事をするやりがいがある、心からそれに打ち込むのが楽しいというモチベーションです。

 

内発的動機への移り変わり

従来ではお金や出世などの「外発的動機」が注目をされていました。アメリカなど外資系の企業に多くみられます。成果報酬など努力に応じて社員のモチベーションをアップさせるなどが例に挙げられます。

 

しかし、現在においては「内発的動機」が注目されるようになっています。それはなぜでしょうか??

 

ふたつの原因を追っていきましょう

 

①社会が豊かになってきたから

皆さんはアメリカの心理学者アブラハム・マズローをご存知でしょうか??

マズローは人間の欲求ご段階説を説いています。

内容はまず人間の欲求は第一に生理的欲求→安全欲求→社会的欲求→尊厳欲求→実現欲求という順番で満たそうとするというものです。

 

生理的欲求は食欲、睡眠欲、性欲などの最低限満たされるべき欲求です。

安全欲求は身の回りに危険がないような生活が成り立つクリーンな状態です。

社会、尊厳欲求とは高度な社会帰属を求める欲求で最後に実現欲求は自分の理想を実現しようとする欲求です。

 

ここでいう生理的欲求と社会的欲求と安全欲求は「外発的動機」に基づき、尊厳欲求と実現欲求は「内発的動機」に基づきます。

 

つまり、日本も含む先進国など豊かな国においてはモノもあり、お金もリスクも少ないのでだんだんと尊厳欲求や実現欲求などのより高度な「内発的動機」がモチベーション管理として注目されているということです。

 

経営者やプロジェクトリーダーはいかにこの「内発的行動」を部下に対して促すことができるのかがとても大切な役割になります。

 

社員のモチベーションアップの施策の例を挙げます。

例えば、年収300万円である程度余裕のある社員に成果報酬制度を設けるというよりはいかに社員に対して今の仕事を自分の生きる目的や目標に共通性をもたらせるかがとても大切になるということです。

 

私の知り合いの経営者でこれを実現するために社員一人一人と交換日記を設けている方もいます。交換日記をすることで社員がやりがいにしていることや目標を経営者が把握できればそれを元に「内発的動機」を促しやすいからです。

 

②社会の急激な変化

AIやIT化により仕事が効率化されたり、社会が複雑化するなどとても変化の激しい世の中になってきています。

昔であれば基本的に量的に発展途上だったので安定的に勤めることが可能でしたが、現在は大企業であっても突然のリストラにあうなど必ずしも右肩上がりの昇給や昇進といったものは保証されなってしまったんです。

 

いかがだったでしょうか?

欲求という「感情」に目を向けることがモチベーションを持続していく上で大切なんだと感じていただけたでしょうか??

 

次回はこの「感情」についてより深く探求していくことにしましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございましたー!!

 

【スタンフォード式】最高の睡眠

こんにちは、じぶんマネジメントの金さんです。

 

今回は睡眠の話をしたいと思います。

 

1日24時間の約3分の1を占める睡眠ですが、夜遅くまで仕事をしていてどうしてもすっきり起きれない。最近寝つきが悪くて日々がだらっとしてしまう方には必見です!


今回はそんな方だからこそ知っておきたい起床後からすぐにパフォーマンスを引き出すための最高の睡眠の法則について触れていきたいと思います! 

 

なんと睡眠が重要視されてきたのはここ最近の話で、睡眠専門で研究を開始したのは1963年に設立されたアメリカのスタンフォード大学の「スタンフォード睡眠研究所」が世界初なんだそうです。 

 

設立者はレム睡眠を唱えた人で有名なデメント教授という方なんですね。自分自身が睡眠障害であったということをきっかけに睡眠学の教授となり、1990年にはアメリカ議会の依頼により睡眠の原因に基づいた交通事故などの産業事故の損失が700億円にもなるという研究結果も発表しています。

 

レム睡眠とノンレム睡眠を皆さんはご存知でしょうか?? 

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レム睡眠

レム睡眠とは脳が眠っている状態と考えられています。睡眠は眠りの深さによって4段階に分けられます。浅い眠りから深い眠りへと進み、深さのピークを過ぎると今度は逆に深い眠りから浅い眠りとなり、そのあとレム睡眠へと移行します。居眠りはほとんどがノンレム睡眠で、空いた時間にほんの少し居眠りするだけでも脳の休息になります。


・入眠直後にあらわれる

・夢はほとんどみない

・身体を支える筋肉は働いている

・眠りが深くなるにしたがって、呼吸回数・脈拍が少なくなる  

 

ノンレム睡眠

ノンレム睡眠は深く眠っているのに、脳が起きているような状態の浅い眠りのことを言います。目覚めの準備状態でもあり、この時に目覚めると気分がすっきりします。


・眼球がきょろきょろ動く

・身体の力が完全に抜けている

・呼吸や脈拍が不規則

・夢をみる


このノンレム睡眠とレム睡眠が90分というスパンで起こっていて、その倍数値で起床すれば目覚めがよくなるという定説をよくお聞きしますが、単純にこれは90分スパンで起きればいいという話でもないようです。

 

これには個人差があり、90分スパンで寝ても体内時計がずれてしまっている人は効果がないと言います。

 

ここでスタンフォードで提唱されているのが眠りのはじめ90分の黄金法則です。


眠りはじめ90分の黄金法則

これはノンレム・レムの周期に関わらず、眠りはじめの90分を質の深い眠りにすることができれば最高の睡眠がとれるという法則です。


なぜなんでしょうか??


睡眠は最初に訪れるノンレム睡眠→レム睡眠→ノンレム睡眠と交互に移り変わるサイクルになっています。

 

つまり、寝つきはじめに訪れるの最初のノンレム睡眠を質高くすることで後の睡眠サイクルも質が高い循環で回るという研究結果が出ています。


では、眠りはじめの90分の質を高くするにはどうしたらいいのか見ていきましょう!

ここでは睡眠の質を上げるために必要な「体温」と「脳」の知識が必要不可欠だといいます。


①皮膚温度と深部体温の差を縮める

1990年に「Nature」で発表された研究によると皮膚温度と深部体温の差を縮めることが深い睡眠を誘引するきっかけになるそうです。

 

皆さんも温泉旅行に出かけられて食事後に温かいお湯につかったらそのまま気持ちよくなって急激に眠くなるという経験をされた方は多いのではないでしょうか??

 

これは温泉につかることで皮膚温度が一時的に高くなりそのままお湯から上がると一気に熱放出をして体温が下がることから眠気が生じるとされています。


逆にいうと眠気が皮膚温度と深部体温の差から生まれるのであればここの差を大きく伸ばすことで目が覚めるということにもなります。


朝なかなかすぐに起きられない人は起床後すぐに運動をするなどして深部体温を上げることがおすすめとされています。

 

②寝る前には脳の興奮を抑える

脳が興奮していると温度はさがりにくいというデータも出ています。現代社会では夜でも街頭の光がまぶしかったり残業で遅くまでパソコンの光を見ていたりで常に脳みそが興奮状態にさらされています。

 

なので出来るだけ夜寝る前には最初のノンレム睡眠の質を上げるためにパソコンやスマホを見ないようにする、激しい運動を控えることを意識しなければなりません。


いかがだったでしょうか??

 

睡眠は人生の約3分の1を占め、残りの日常を活発にするというとても大切な役割があります。

 

睡眠の質を深くして生産的な時間を過ごしていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございましたー!!

最強の計画管理術「スプリント」とは

こんにちは、じぶんマネジメントの金さんです。


皆さんは仕事をする時にあらかじめ自分で決めた時間通りに仕事をできていますか??
また1か月後に定めた目標に対して忠実に決めた仕事をこなせていますか??

 

なかなか自分の思い通りに計画を進められないと思われる方は意外と多いのではないでしょうか?

 

今回はそんな目標の管理に関して最強に役に立つ「スプリント」の概念に関してお話していければと思います。

そもそもスプリントって何?
という方がいるかもしれませんのでご説明します。

 

スプリントとは

スプリントとはジェフ・サザーランドという元空軍パイロットであり、FBIや某大手IT企業など数多くのプロジェクトを歴任し、計画管理の神様と呼ばれた方が提唱する概念です。

早速スプリントの言葉の意味を探っていきましょう。


スプリント【sprint】
①陸上・水泳・スケートなどの短距離レース。また、短い距離の疾走ないし力泳。
自転車競技のトラック競技種目の1。トラックを2周または3周して着順を競うもの。距離はおよそ1000メートル で、最後の200メートル で一気にスパートする。

 

短距離を一気に駆け抜けるのと同じように
1つのプロジェクトを1週間~4週間という短期間のサイクルでPDCAを回して達成することです。

 

つまり、短い期間で仕事を形にし、立ち止まって現状を確認する進め方です。

 

例えば、あなたがリフォーム屋さんで1か月で家のリフォームを担当するとします。
ここで1か月で全体計画を立てたところで予期せぬ事態や途中で予算がオーバーしてしまったり、人手が不足してしまったりしてしまっては最初に決めた計画も失敗してしまいます。

 

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そうならないためにも1か月=1週間×4回なので計4回の振り返りの時間を設けて現状を確認する事で柔軟に計画を達成できるようになります。

 

スプリントは目標達成するために時間を枠組み化したものでここでは1週間になります。スプリントは必ず一定でなくてはなりません。

 

つまり、1週間→1週間→1週間→1週間というサイクルになります。

具体的に話を進めていきましょう。

 

ここで業者の立場で1か月でリフォームを終えるためにはまず完了するまでにやるべきこと TODOを考えなければなりません。

 

プラン作成、点検、着工、お引き渡し
順番通りにリストアップしていくことざっくりこのようになります。

 

1か月という決められた時間枠の中でこの作業を完了させなければなりません。

 

完了の定義はあくまでも実体物を相手に提供できていることです。
つまり、リフォームし終えた後でもう住居人が入居できる状態を指します。

 

上記の4つの項目に関してそれぞれプラン作成では必要なタスクをすべて書き出します。プラン作成という仕事の中だけでも顧客の要望を聞く、相談日を決める、見える化するという風にまた分類されます。

 

これら全ての必要なタスクを出したら、その中でも特に重要と思われるものを書き出します。

 

パレートの法則という経済理論があります。
全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論です。80:20の法則とも呼ばれ、20%の重要箇所を押さえれば全体の80%をカバーできるというものです。

 

つまり、1か月という限られた時間を有効活用するためにも全体の大部分を占める主軸となる約2割のタスクに集中することはとても大切になります。

 

ここで例えると着工の中でのスタッフのマネジメントや材料の調達などが重要なタスクに当たるかと思います。このようにタスクの優先順位をしっかりと自分の中で決めてそれを重点に置き、実行するのです。

 

そこでスプリントでも重点を置いたタスクに必要な動きをこなしていく。

あなたの計画の中で重要なタスクは何でしょうか??

 

是非ともスプリントを使ってみてください。
まず短期的にやるべきことを徹底的にやり切る。そして振り返り修正を加えていくことが何よりも大切だと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました~!!!